外構工事②

こんにちは!松澤です

もう少し更新頻度上げたいのですが、どうしても時間が足りないのでご容赦ください。

前回の続きで、今回はコンクリート舗装を紹介します。

こちらは工事前の写真で、前回花壇を改修しましたが、今回はその右側です。アスファルトとインターロッキングを撤去し、30センチほど掘削し、厚さ15センチで砕石を敷いて路盤を作ります。

残り15センチがコンクリートの厚さです。

掘削してる所も撮影したかったのですが、どうしても別の現場から抜けられず少し飛んでしまいました。路盤を作って、コンクリートの止め枠を設置し、鉄筋を組んだところです。ところどころ飛び出してる鉄筋は、レベル筋と言って、同じ高さに印がついており、コンクリートを打設する時に高さを合わせる為に必要なものです。

何度か紹介してるコンクリート打設です。今回は左官屋さんに仕上げをお願いしてます。

まずは下均しと言うか、一旦平らに押さえます。

本職の左官屋さんはすごく簡単そうにあっという間にやるのですが、見よう見まねで道具を借りてやってみると大体ガタガタになってしまいます。

この下均しをやってから、本格的に仕上げるのですが、そのタイミングの見極めも重要で、水の引き具合とか素人目には判断できない要素が多いです。

コンクリートは打設直後からどんどん固まっていくのですが、その固まり切るまでの段階を「締まる」と表現します。

この状態をきちんと見定められずに悪いタイミングで弄ってしまうと、せっかく引いた水がまた出てきてしまってべちゃべちゃになり、いつまでも仕上がりません。弄り回してる内に砂まで浮いて来てザラザラになってしまったり、反対に放置し過ぎて締まりすぎると、もう押さえ様にも固まりすぎて歯が立たなくなってしまいどうしようもなくなります。大体経験がない人がやろうとすると、このどちらかで失敗しますが、その中間のちょうどいい所で、仕上げに入ります。

コンクリートの仕上げにはいくつか種類があるのですが、こういう舗装の場合、「金ゴテ仕上げ」と「刷毛引き仕上げ」の2通りが殆どで、どちらも読んで字のごとく、金ゴテ仕上げと言うのは文字通り金ゴテを使って仕上げます。上手な職人さんほど、コテ跡が目立たず平らでツルツルになります。

別の現場の途中の写真ですが、これが金ゴテ仕上げです。打設した直後の写真なのでコテ目が少し見えますが、コンクリートが完全に乾燥すると殆ど分からなくなります。

今回行うのは「刷毛引き仕上げ」になります。

その名の通り、刷毛を引いた跡をつける仕上げです。

表面がざらざらになるので、滑り止めにもなります。

きれいに刷毛目が付きました。デッキブラシのブラシを横長にしたような専用の道具で引いてます。

これで舗装まで完了です。

実は、この現場は既に完了しているのですが、僕の投稿が全く間に合っていません・・

見積等のデスクワークにも追われているので、今回はここまでにしておきます。

なるべく早く完成の状態を紹介します。